最近読んだもの。

このところ「トゥルー・コーリング」にはまっていて立て続けに借りて見てるからと、忙しいし疲れてすぐ寝ちゃうから、全然本がすすまない。それにしても「トゥルー・コーリング」面白いなぁ。
・「虹の家のアリス」加納朋子
螺旋階段のアリスの続編。前回のテーマの夫婦に対して今回は家族がテーマ、だとのこと(巻末のインタビュー)。ほんと加納さんの作品に出てくるキャラクターはかわいくて温かくて。ミセス・ダイヤも私も絶対敵にはしたくない人だけど、なぜか憎めないの。特に好きだったのは猫の家と幻の家。アリスってどうしてこんなにステキなんだろう。
「不思議の家のアリス」も読んだあとだったんで今回はより楽しめた〜。またこのシリーズ続きが読みたいです。
・「夏と花火と私の死体」乙一
恐いと評判の本だったんで、"SEVEN ROOMS"のようにグロテスクな死体がでてきそうと思ってたら。そんなシーンは出てこないのに、恐い。お兄ちゃんの健くんが何よりも恐いし、死んだ主人公が自分が死んでも何とも思ってなくてただ死体を隠そうとする兄妹2人を普通に見ているのも恐い。このこらの世界がおかしいだけと思いたい。