「ターン」北村薫

最初の100ページちょっとまでが長かった。書かれているもうひとつの視点はすんなり読めたんだけど、だんだん生きること生活することの意欲がなっていくのは必然で、次第に読むのもつらくなってきた。
しかーし、いっきに151日目まで飛んで、何か展開の予感!「――電話が鳴った。」何?電話ーー!!?てな感じで、一気に引き込まれて、ちょうど隣にいた母親に「1日をずっとターンする運命に陥ってるんだけど、151日目にいきなり電話が鳴ったんだって!どーなると思う??」と興奮気味に質問してしまった。
泉さんととつながるのが偶然だけでないところなどはなるほどなぁと。
あたし的にはスキップと同じくらい面白かった。2つの大きな展開があった分こっちの方が引き込まれたけど。
さぁ最後は只今読んでます、『リセット』。まだ第2部の最初なんで『街の灯』のベッキーさんが出てくるまでのように対して興味もわかずダラダラ読んでます。スキップとターンときてリセットなんで、女の子が空襲をきっかけに生まれ変わるのかと予想していたけど、どうもそうでないような。ぼちぼち読みます。