「三年身籠る」唯野未歩子

まず読んだ後で知った驚きが2つ。
著者の唯野さんって、ちょっとほわーとした雰囲気のあの役者さんなのか。クドカンとCMでてたよね。
本もなんだか不思議な話。お腹の子が三年出てこないからといって静かなわけではなく、次第にぐずって泣き出すわ怒るわ暴れるわ話そうとしだすわ成長していくのが可笑しい。ひとつわからなかったのは、徹はいつ父親と自覚したの?泣き出した冬子とお腹の子をお父さんだよ〜とあやしたとき?あれだけ?
で、もひとつの驚きは、そもそも映画が決まってて後から小説化になったのね。西島さんはなんか徹の姿が想像できるなぁ〜。映画も見たいけどこっちでは公開決まってないみたい。