野ブタ。をプロデュース

病院のバイト中に読了。
最近では、いつもの寝る前の読書よりこのバイト中の読書が一番量読める気がする。なんてバイトだ。いちおあの小さな売店で6時間約200人の客だからそう暇でもないんだと思うけど。
白岩玄さんは同級生じゃないですか(早生まれなら違うけど)。同年代ですでに大きく活躍してる人はたくさんいるんだろうけど、すごいなぁ。
これを同じ高校時代に読んだらどうだったかな。もし、多くの時間を一緒に笑って過ごした友人の一部との関係が勘違いによる薄っぺらい絆だったとしても、当事なら、意識せず知らずに勘違いのまま楽しく過ごしたいかも。
自分のキャラというか役割を理解して演じなきゃ、こういうのってやっぱあると思う。あたしもその場での自分の役割を意識するとか演じてると感じることがある。社会の中で生きるにあたって役割は意識させられざるを得ないし、期待される役割にしたがって演じることで上手くいってることは多いしね。
最後は救いの無い重い感じだったけど、途中共感できる部分もあり。やり取りが面白いのもあってすらすら読めた。