小川洋子『博士の愛した数式』

ずっと前から図書館の予約ランクに載っていて気にはなっていたんだけど。運良く母親が持っているらしかったので正月帰ったときにでもと。
なんか暖かくて読んでよかったなぁ〜と思わされますね。途中あ〜・・・こういうの昔数学でよく悩まされた・・・、と懐かしい記憶も思い出しつつ。私は特に素数には全く持って魅力を感じたことが無いけど、博士にあれだけ愛されている素数はやっぱりステキなのかも、と思えた。素数やルートや江夏への博士の愛情がすごく暖かくてステキです。ルートもいいこだなぁ。
博士役が寺尾聡なのはう〜んという感じ。背広のメモはもっとペタペタ張りまくっているのかと思ってた。