『五体不満足』乙武洋匡、他。

とっても話題になったこの本、恥ずかしながら初めて読みました。
私の母校の小学校も特殊学級みたいなクラスがあり、各学年に2人くらいずつ、いろんな障がいを持った子がいたんだっけ。私の学年には確か3人いて、まさにたくさんのお姉さんタイプの女の子がかわるがわる取り囲んでた記憶がある。でもなんというか、私達同級生にとって、3人ともとってもかわいい存在で一緒に遊びたくて取り合ってた感があった。
バイト先の病院の患者さんの中にも耳の障がいを持ったおばあちゃんがいるんだけど、とっても笑顔がステキ。
ほか『失はれる物語』乙一、『川の深さは』福井晴敏、読了。
『失はれる物語』はまず装丁がとっても凝ってる!恩田さんの『ユージニア』とかもすごかったけど、これもお金かかってるんだろうな。読む前から引き込まれる感じ、好きですね〜。
話は「しあわせは子猫のかたち」が好き。結末は除いて、ほのぼのした幸せさと読んでいて心温かくなるのが、加納さんの作品を読んでいるときと同じ。これと『暗いところで待ち合わせ』を友達に薦められたので読んでみました。
『川の深さは』は久しぶりに私の日常とかけ離れた題材の作品だったので、これはこれですごく引き込まれて面白かった。話題の『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』の方なのね。これはそれより前の作品らしいから先に読んでよかったわけだけど、こういうのは集中して意気に読みたいので福井さんの他の作品はしばらく読まないかも。ちなみに心理テストは"2.膝まで"でした。情熱があるけど理性の方が先に立つ人、う〜ん。。